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3/1信濃毎日新聞に記事が掲載されました

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福島県南相馬市で取り組んでいる「南相馬菜の花プロジェクト」。
このプロジェクトをさらに発展して、現在進められているのが、
「油菜の里」構想です。

菜の花プロジェクトは、南相馬で原発事故以来、従来の農業ができなくなった農地を利用して
農地再生、農業復興を目的に進められてきました。

<菜の花栽培>⇒<菜種収穫>⇒<搾油>⇒<商品化「油菜ちゃん」シリーズの展開>

この過程で出る植物残渣を利用してバイオガスにし、排水は放射性物質を除去すると、
液体肥料として活用できます!
こうすることで地域でエネルギーの生産と循環型農業ができ、さらに除染に役立つのです。

<植物残渣>⇒<バイオガス>⇒<発電・給湯などに利用>⇒<排水の除染>⇒<液肥利用>⇒<菜の花栽培>

このエネルギー生産と、循環型農業、農産物の商品化・販売を軸に、
自立的な地域づくりを描いたのが、「油菜の里」構想です。
そのための第一歩として、南相馬でもバイオガス生産の実験的取り組みを小規模で始めています。
わたしたちチェルノブイリ救援・中部もウクライナでの経験をもとに、
放射性物質の吸着実験を行ったり、アドバイザーとしてこのプロジェクトに協力しています。

今回、新聞記事に取り上げてもらったのが、
バイオガスを作る過程で出る排水の放射性物質吸着実験を行っている様子でした。
(ウクライナでもゼロからバイオガス装置を建設したメンバーが行っています。)

「油菜の里」構想…夢は大きいですが、一歩一歩、進んでいます。
ぜひ応援してください!

3.11の手紙~ウクライナからのメッセージ~

11日の夜、カウンターパートであるウクライナのホステージ基金からメッセージが届きました。


『福島第1原発事故9周年にあたっての手紙を送ります。この悲劇を体験した人たちすべてに、そして被災者とともにいる私たちの友人たちに、私たちの励ましとサポートの言葉を伝えて下さい。』


▼ホステージ基金からの手紙▼
20200311ホ基金の手紙原本
以下、日本語訳
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 2020年3月11日、日本の人々、そして彼らとともに全世界は、悲劇の日付、東日本大震災と津波の9周年を思い起こします。それによって何千人もの生命が失われ、今の世代の人たちの記憶に残る巨大な核惨事が引き起こされました。

 何万人もの日本人にとって、3月11日は過去を思い起こすきっかけになる日です。彼らは未だにこの惨事を生き続けています。「フクシマ」の基本的な教訓を、人々は議論の余地がない事実として理解しています。原子力が、再び全国民の存在を危険にさらすようなことを許してはならないと。「日本のサムライ」の一人、福島第1原発事故の事故処理作業に直接参加した人の手紙が、私たちを感動させました。彼は匿名であることを希望しています。「私たちの闘いはまだそのさなかですが、それでも私たちにとって心の重荷を減らしてくれるのは、人々が私たちを支えていてくれることです。ただ、原発で多くの人が、厳しい条件の下で事故と闘っているということを彼らにわかっていただければと思います。私の言えることはそれだけです。泣いても仕方がありません。私たちが地獄にいたのだとしたら、私たちにできることは、天国の方に這っていくことだけです。どうぞ気を弛めないで、原子力エネルギーの持っている隠れた力を忘れないで下さい。私は必ず仕事の再開[?]を実現させてみせます。今後ともサポートをお願いしたいと思います。どうもありがとうございます」

 チェルノブイリと福島の原発における現代の人災は、日ウ両国を結びつける支え合いと友好をもたらしました。共同の仕事に携わってきた長い年月の間、私たちは、ジトーミル州の住民たちへの変わることのない配慮と支援に対して、日本の方々に深く感謝しています。私たちもまた、今後も協力を続け、経験交流のため全力を尽くし、日本国民の方々にこの分野で支援の手を差し伸べさせていただきます。

 深い敬意を込めて
 「チェルノブイリの人質たち」基金理事 イェヴゲーニヤ・ドンチェヴァ

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▼チェルノブイリの消防士たち基金からの手紙▼
20200311消防士たち基金の手紙原本
以下、日本語訳

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同胞である日本国民の方々に


東日本大震災の悲しい祈念日にあたって


尊敬する友人であり同胞の皆さん!
 兄弟である日本国民の皆さん、私たちは今日、2011年3月11日に日本の東北地方で発生し、原発事故をもたらした歴史上最大の地震と津波の一つの犠牲者を悼んで、深く頭(こうべ)を垂れます。

 ウクライナ国民は、おそらく他のどんな国民にもまして、日本で起こった悲劇的な出来事を深く理解し、日本国民の前に何年にもわたって立ちはだかる、地震と津波、またそれらによって引き起こされた原発事故の影響を克服するという課題の困難さを意識しているでしょう。原子力の惨事という地獄のあらゆる領域を巡ってきた私たちは、

皆さんの不幸と苦しみを我が事のように受け止めています。私たちは悲しみ、皆さんに、恐ろしい災厄のもたらした取り返しのつかない損失——死者と病人、そして何世紀にもわたって破壊された環境!——に対して、心からの同情を表させていただきます。そして人類が、このような事故とその危険な影響から結論を引き出し、平和と人命を何物にもまして重んじることを学ぶと確信しています。

 チェルノブイリ原子力発電所の事故の事後処理にあたった消防士たちの名において、チェルノブイリの惨事の影響を克服するという事業に対する長年のご支援に、衷心より感謝申し上げます。皆さんの自己犠牲と、私たちの運命、健康と生活に対し無関心でいられないというお気持ちは、涙が出るほど私たちを感動させました。

 皆さんのお仲間が恐ろしい不幸を克服されますよう心よりお祈り申し上げます。皆さんがご健康とご多幸、愛情に恵まれますように。また、日本国民の方々がご繁栄とご成功に恵まれますように。

 私たちは、神が私たちを生き永らえさせ、人生の困難な時期に真の友人である日本の方々を遣わしてくれたことを幸せに思っています。未来を造り変え、近しい人たちを支援する皆さんの善い行いに、神の祝福がありますように!

 皆さんがすみやかに本来の生活を取り戻されることを信じています。運命は皆さんの貴重な配慮と愛情に満ちた心、自己犠牲に対して報いずにはいないはずですから!


 事故処理作業者である消防士たちに代わって
 慈善基金「チェルノブイリの消防士たち」代表 ボリス・チュマク

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福島第一原発の爆発事故から9年が経ち…

関係者の皆さま


今日は311日、

9年前の今日起こった東日本大震災と

それに伴う福島第一原発の爆発事故は

今も私たちの脳裏に深く焼き付いたままです。


目に見えない放射能の恐怖に

福島をはじめとする多くの市民が逃げまどい、

あるいは政府の無策の結果、

必要のない被曝に晒された日々が続いたのでした。

あれから9年経った今も問題は解決せず、

廃炉の見通しさえ立っていません。


政府は年間20Sv以下の地域を規制解除するという

無謀な政策で帰還を促していますが、

未だに4万人を超える人々が故郷を離れ

厳しい暮らしを続けています。


そんな中で福島での暮らしを選んだ人々を、

私達「NPO法人チェルノブイリ救援・中部」は

この9年間支援してきました。


チェルノブイリ原発事故の被災地支援の長い経験から、

被災地での暮らしによる被爆を避けるために何が必要かを考え、

①地域の放射線量を測定し、汚染マップを作って住民が自ら被曝を減らす手立てにする。

②地域の野菜や土壌、水などの放射能を測定し、住民の内部被曝対策の手段にする。

③土壌汚染があっても放射能汚染のない菜種油が生産できる、

というチェルノブイリの経験を生かし

「農地再生のための菜の花プロジェクト」を進める南相馬の方々を応援してきました。


こうした活動は南相馬はじめ

多くの被災地の住民の方々の協力があって初めて可能になったのでした。

南相馬についていえば、

事故直後は年間1Sv以下の面積は5.1%しかありませんでしたが、

201910月の測定では92%にまで拡大しました。


また、事故後100Bq/Kgを超えたコメの汚染も、

現在は殆どが事故前レベルになっています。

汚染のない菜種油は「油菜ちゃん」の名称で商品化され愛されています。

私たちの夢は、被災地で汚染のない農産物を作り、

その廃棄物からバイオガスなどの再生可能エネルギーも自給出来る

「油菜のさと」を実現する事です。


今なお残る様々な困難に立ち向かいながら

地域で生きることを決断した人々を私達はこれからも応援し、

原発事故という悪夢が再び起こらない社会に向けて

活動を続けたいと願っています。

 

2020311

NPO法人チェルノブイリ救援・中部

東日本大震災犠牲者追悼式あいち・なごや

今日で東日本大震災10年目を迎えます。
毎年3月11日に開催されてきた「東日本大震災犠牲者追悼式あいち・なごや」。
私たちチェルノブイリ救援・中部も賛同団体として参加してきました。
が、今年は各地で新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、
矢場公園での式典は中止となりました。

今年はみなさまそれぞれの場所で黙とうする形になりますが、
犠牲者を想い、また未来を想い、祈りを捧げたいと思います。

本日の一堂に会しての式典は、中止となりましたが、

WEB式典というかたちをとり、

実行委員長のあいさつ、並びに被災三県の知事、名古屋市長メッセージを掲載しているそうです。(3月11日限定公開)。

こちらをご覧ください。

https://tsuitou-aichinagoya.jimdofree.com/web%E8%BF%BD%E6%82%BC%E5%BC%8F%E5%85%B8/

4/26イベント延期のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大により、
4月26日に予定していたイベントを延期させていただくことになりました。

大変残念ではありますが、
多くの方に関心を持ってご来場いただきたいので、今回は延期とする決定をいたしました。

開催の予定はまだ決まっておりませんが、状況を見ながら決定次第、お知らせいたします。

関係者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

20200426イベント仮チラシ - コピー

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名古屋のNPO法人チェルノブイリの活動報告ブログです。

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