先週の土曜日、名古屋NGOセンター主催の連続セミナー「震災/フクシマから見直す暮らしと社会」の
シンポジウムに出席してきました。
東日本大震災と福島原発事故の支援活動を行う5つの団体が集結し、
それぞれどんな活動をされているのかお話を聞くことができました。
また他の参加者とのグループワークでも
沢山の意見や疑問など、中身の濃い話をすることができて
とても勉強になりました。
チェル救からは理事長が出席し、活動報告を行いました。
チェルノブイリから福島へとつながる支援には、
参加者のみなさんから共感を得ることができたと思います。
どの団体もそれぞれの特色を生かして、
被災地のお一人お一人に支援が届くようなきめ細かい活動をされているなと
実感しました。
それと同時に3年が経ち、支援に対する関心が低くなっていることや
問題が複雑化したり、隠れてしまったりと
今後の活動の課題も同じように抱えていました。
こうして、他の団体の活動を知る機会が実はあまりなく
今後もこういった機会を増やしていくべきだ!と感じています。
NGOセンターさん、ぜひ今後も継続してください!!!!
参加者は関係者も含めて40名ほど。
発表団体は
ホープインターナショナル
レスキューストックヤード
名古屋YWCA
日本国際飢餓対策機構
チェルノブイリ救援・中部
の5団体でした。
みなさん、どんな活動されているかご存じでしょうか??
それぞれHPなどに報告を載せてらっしゃるでしょうから、
チェックしてみてくださいね!
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チェル救ではこんな活動をしています。
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①南相馬市と浪江町の空間線量マップの作成
⇒現地では放射線量がどうなっているのか、正しく知るために
年に2回、春と秋にボランティアさんと現地の方と共に測定しています。
②菜の花プロジェクトの支援
⇒放射能で汚染された農地を菜の花を使って除染し農業を復興させる活動。
農地の除染効果は年間5%ほどとわずかだけど、
収穫した菜種から採れるナタネ油は汚染されずに食用に使うことができます!
(放射性セシウムは水溶性のため油には移行しません)
また菜の花を植えた後の裏作は汚染がほとんどなく、きちんと測定し食用作物として
販売することもできます!
種以外の葉っぱや茎など、汚染された部分はメタン発酵させ、バイオガスとして利用!!
最終的に放射能の含まれた廃液は吸着材でろ過して、きれいな部分は液肥としてまた畑に。
放射能を吸着した吸着材だけを放射性廃棄物として処理。
(でも、廃棄物の処理についてはまだ国が決定をしていないので、どこかに仮置きするしかありません。)
③被災地の子どもたちへクリスマスカードを贈る♡
⇒「忘れていないよ」寄り添う気持ちをカードに託し、
南相馬市の幼稚園や保育園に届けています。
ちゃんとサンタさんの格好をして(笑)
今年もやりますよ♪またご案内します!
④放射能測定センターの運営
⇒現地で暮らす人の被曝を減らすために、
食品や水、土壌に含まれる放射能を測定しています。
現地のボランティアさんとチェル救のスタッフが運営しています。
放射能は目にも見えず、味もなく、においも色もない。
きちんと測らなければわかりません!
でもむやみに怖がらず、きちんと測り正しく知り理解することが
現地で暮らすためには不可欠です。
測定結果などブログで公開しています。⇒
「とどけ鳥ブログ」----------------------------------------------------------
あ~、チェル救のHPもきちんとまとめないと、、、、
誰かヘルプしてくれる人いませんかぁ、、、、???!
[C8] こんばんは。