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チェルノブイリ32周年によせて

2018年4月26日でチェルノブイリ原発事故から32年が経ちました。
わたしたちチェルノブイリ救援・中部は設立した1990年からずっと被災者のために
活動をつづけてきました。
30年も経つと世の中は様々なことが変化していきます。
日本でも大きく時代が変わってきました。
もちろんウクライナでも同じことだと思います。
しかし、チェルノブイリの被災者は救済されてきたかというと、どうでしょうか。
人々の記憶から、事故のことが忘れられていき、被災者は取り残されていきます。
「30年」長い年月に思えますが、あの事故で放出されたセシウム137はようやく半減したにすぎません。
原子力災害は長く続くのです。

この32周年によせて、わたしたちのカウンターパートであるホステージ基金をとおして、
ウクライナの友人・知人のみなさまへメッセージを送りました。

以下、メッセージを紹介します。

「親愛なるウクライナの友人・知人の皆様へ

 あの悲惨な被害をもたらしたチェルノブイリ原発事故から33年目を迎えるに当たり、
親愛なるウクライナの友人・知人の皆様に心から哀悼の意を表します。
つい1か月前、私たちは福島原発事故から8年目を迎えました。
日本の私たちは今、改めてチェルノブイリの被害に見舞われた皆様の苦しみや悲しみを思い起こし、体現しています。
 
 そして、先日、福島を訪問してくれたドンチェヴァさんとボウクンさんのお話は
福島の人々を勇気づけ、改めてウクライナの皆様との交流の意義を強く感じさせてくれました。
また、チュマクさんからの力強いメッセージに込められた事故処理作業者への温かい思いやりの言葉に、
これからも長く続く廃炉作業の従事者たちの安全を心から願わずにはいられません。

 チェルノブイリと福島の事故をすべての人々が自らのものとして受け止め、
再び同じ事故が起こらないように努力しなければなりません。
そして不幸にも事故を経験したウクライナと日本の私たちが、これからも協力して事故の経験を
後世の人々に語り伝え、事故の再発防止と同時に、悲惨さを乗り越え新たな希望を生み出す努力を
続けようではありませんか。

 チェルノブイリ事故33年目にあたって
 2018年4月25日

    チェルノブイリ救援・中部メンバー 一同」
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名古屋のNPO法人チェルノブイリの活動報告ブログです。

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