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福島第一原発の爆発事故から9年が経ち…

関係者の皆さま


今日は311日、

9年前の今日起こった東日本大震災と

それに伴う福島第一原発の爆発事故は

今も私たちの脳裏に深く焼き付いたままです。


目に見えない放射能の恐怖に

福島をはじめとする多くの市民が逃げまどい、

あるいは政府の無策の結果、

必要のない被曝に晒された日々が続いたのでした。

あれから9年経った今も問題は解決せず、

廃炉の見通しさえ立っていません。


政府は年間20Sv以下の地域を規制解除するという

無謀な政策で帰還を促していますが、

未だに4万人を超える人々が故郷を離れ

厳しい暮らしを続けています。


そんな中で福島での暮らしを選んだ人々を、

私達「NPO法人チェルノブイリ救援・中部」は

この9年間支援してきました。


チェルノブイリ原発事故の被災地支援の長い経験から、

被災地での暮らしによる被爆を避けるために何が必要かを考え、

①地域の放射線量を測定し、汚染マップを作って住民が自ら被曝を減らす手立てにする。

②地域の野菜や土壌、水などの放射能を測定し、住民の内部被曝対策の手段にする。

③土壌汚染があっても放射能汚染のない菜種油が生産できる、

というチェルノブイリの経験を生かし

「農地再生のための菜の花プロジェクト」を進める南相馬の方々を応援してきました。


こうした活動は南相馬はじめ

多くの被災地の住民の方々の協力があって初めて可能になったのでした。

南相馬についていえば、

事故直後は年間1Sv以下の面積は5.1%しかありませんでしたが、

201910月の測定では92%にまで拡大しました。


また、事故後100Bq/Kgを超えたコメの汚染も、

現在は殆どが事故前レベルになっています。

汚染のない菜種油は「油菜ちゃん」の名称で商品化され愛されています。

私たちの夢は、被災地で汚染のない農産物を作り、

その廃棄物からバイオガスなどの再生可能エネルギーも自給出来る

「油菜のさと」を実現する事です。


今なお残る様々な困難に立ち向かいながら

地域で生きることを決断した人々を私達はこれからも応援し、

原発事故という悪夢が再び起こらない社会に向けて

活動を続けたいと願っています。

 

2020311

NPO法人チェルノブイリ救援・中部

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名古屋のNPO法人チェルノブイリの活動報告ブログです。

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