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3.11の手紙~ウクライナからのメッセージ~

11日の夜、カウンターパートであるウクライナのホステージ基金からメッセージが届きました。


『福島第1原発事故9周年にあたっての手紙を送ります。この悲劇を体験した人たちすべてに、そして被災者とともにいる私たちの友人たちに、私たちの励ましとサポートの言葉を伝えて下さい。』


▼ホステージ基金からの手紙▼
20200311ホ基金の手紙原本
以下、日本語訳
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 2020年3月11日、日本の人々、そして彼らとともに全世界は、悲劇の日付、東日本大震災と津波の9周年を思い起こします。それによって何千人もの生命が失われ、今の世代の人たちの記憶に残る巨大な核惨事が引き起こされました。

 何万人もの日本人にとって、3月11日は過去を思い起こすきっかけになる日です。彼らは未だにこの惨事を生き続けています。「フクシマ」の基本的な教訓を、人々は議論の余地がない事実として理解しています。原子力が、再び全国民の存在を危険にさらすようなことを許してはならないと。「日本のサムライ」の一人、福島第1原発事故の事故処理作業に直接参加した人の手紙が、私たちを感動させました。彼は匿名であることを希望しています。「私たちの闘いはまだそのさなかですが、それでも私たちにとって心の重荷を減らしてくれるのは、人々が私たちを支えていてくれることです。ただ、原発で多くの人が、厳しい条件の下で事故と闘っているということを彼らにわかっていただければと思います。私の言えることはそれだけです。泣いても仕方がありません。私たちが地獄にいたのだとしたら、私たちにできることは、天国の方に這っていくことだけです。どうぞ気を弛めないで、原子力エネルギーの持っている隠れた力を忘れないで下さい。私は必ず仕事の再開[?]を実現させてみせます。今後ともサポートをお願いしたいと思います。どうもありがとうございます」

 チェルノブイリと福島の原発における現代の人災は、日ウ両国を結びつける支え合いと友好をもたらしました。共同の仕事に携わってきた長い年月の間、私たちは、ジトーミル州の住民たちへの変わることのない配慮と支援に対して、日本の方々に深く感謝しています。私たちもまた、今後も協力を続け、経験交流のため全力を尽くし、日本国民の方々にこの分野で支援の手を差し伸べさせていただきます。

 深い敬意を込めて
 「チェルノブイリの人質たち」基金理事 イェヴゲーニヤ・ドンチェヴァ

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▼チェルノブイリの消防士たち基金からの手紙▼
20200311消防士たち基金の手紙原本
以下、日本語訳

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同胞である日本国民の方々に


東日本大震災の悲しい祈念日にあたって


尊敬する友人であり同胞の皆さん!
 兄弟である日本国民の皆さん、私たちは今日、2011年3月11日に日本の東北地方で発生し、原発事故をもたらした歴史上最大の地震と津波の一つの犠牲者を悼んで、深く頭(こうべ)を垂れます。

 ウクライナ国民は、おそらく他のどんな国民にもまして、日本で起こった悲劇的な出来事を深く理解し、日本国民の前に何年にもわたって立ちはだかる、地震と津波、またそれらによって引き起こされた原発事故の影響を克服するという課題の困難さを意識しているでしょう。原子力の惨事という地獄のあらゆる領域を巡ってきた私たちは、

皆さんの不幸と苦しみを我が事のように受け止めています。私たちは悲しみ、皆さんに、恐ろしい災厄のもたらした取り返しのつかない損失——死者と病人、そして何世紀にもわたって破壊された環境!——に対して、心からの同情を表させていただきます。そして人類が、このような事故とその危険な影響から結論を引き出し、平和と人命を何物にもまして重んじることを学ぶと確信しています。

 チェルノブイリ原子力発電所の事故の事後処理にあたった消防士たちの名において、チェルノブイリの惨事の影響を克服するという事業に対する長年のご支援に、衷心より感謝申し上げます。皆さんの自己犠牲と、私たちの運命、健康と生活に対し無関心でいられないというお気持ちは、涙が出るほど私たちを感動させました。

 皆さんのお仲間が恐ろしい不幸を克服されますよう心よりお祈り申し上げます。皆さんがご健康とご多幸、愛情に恵まれますように。また、日本国民の方々がご繁栄とご成功に恵まれますように。

 私たちは、神が私たちを生き永らえさせ、人生の困難な時期に真の友人である日本の方々を遣わしてくれたことを幸せに思っています。未来を造り変え、近しい人たちを支援する皆さんの善い行いに、神の祝福がありますように!

 皆さんがすみやかに本来の生活を取り戻されることを信じています。運命は皆さんの貴重な配慮と愛情に満ちた心、自己犠牲に対して報いずにはいないはずですから!


 事故処理作業者である消防士たちに代わって
 慈善基金「チェルノブイリの消防士たち」代表 ボリス・チュマク

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