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ウクライナ現地情報・ジトーミル市内でミサイル爆撃により民間人が死亡

3/2
ウクライナでの報道によると、現地時間1日22:16、ジトーミル市サブーロウ通りのジトーミル市立第2成人病院そばで、ベラルーシから飛来したミサイルによる爆撃があり、病院の窓と戸はすべて破壊され、10戸の個人住宅が損傷を受けた。うち3戸で火災が発生。現地時間2日午前1時現在、成人3名と子供1名が死亡、成人12名と子供4名が瓦礫の下から救助された。救助活動は継続中。瓦礫の下にはまだ被災者がいる可能性あり。ミサイルはジトーミルの第95部隊基地を狙った模様。

 Googleマップによれば、被災した場所はカウンターパートであるホステージ基金事務所のある都心から北西方向に車で10分程度のところのようです。https://goo.gl/maps/j2WsZVBEP4T1D5FU8


ウクライナ現地情報(ジトーミル)2/22~3/1まとめ

私たちの事務局に入ってきた情報をお伝えします。

ウクライナ・ジトーミル州ジトーミル市にある私たちのカウンターパートのホステージ基金代表のドンチェヴァ氏より送られたメールから情報をお伝えします。

軍事侵攻が開始される直前の2月22日から今日3月2日までのまとめです。

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日本時間の22日夜(原文ロシア語、[ ]内は訳者の補足)。

『[皆ウクライナ情勢を心配していると書いたのに対し]皆さんのご心配はわかりますので、まずお返事させていただきます――私たちは今のところ平静を保っており、大統領が言ったように「頭を冷やして」います。大きな動揺はなく、今は皆、公共交通機関の乗客同士や隣人同士での議論のレヴェルです。皆、大きな戦争の間際だということは理解していますが、それでも、外交的解決という選択肢が残っていることを願っています。残念なことに、ドンバス地方はもう失ってしまいましたが……。

今、皆「インターネットを見過ぎないように」とのスローガンを守る努力をしています。ネット上で目にするものは恐怖の一語に尽きるからです……。どのヴィデオを見ても、状況は悪化しており、不安を植えつけられるばかりです。今日、誰に聞いてみても、眠らずネットを見ていたという人ばかりです……。

一方、私は粉ミルクを配布した州立孤児院から戻ってきたところです。そこで私は恐怖から解放され、すでに運命が損なわれてしまった[障碍児の]子供たちから、巨大なポジティヴなエネルギーをもらいました。私たちは大きな試練に耐え抜くために、小さなことに喜びを見出さなければなりません!

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2/25

日本時間の昨日16時前(原文ロシア語)。

『まあ、なんと言えばいいのか……朝5時に、軍の飛行場から大きな爆発音が聞こえました。私のうちから20分のところです。その後射撃や爆撃はありませんが、ガソリンスタンドには行列ができ、隣人たちは皆店に食品を買い出しに行っています。通信の問題が起きるのではと恐れています……職場に行きたいです。また書きます』

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2/25

日本時間の15:46(原文ロシア語)。

『朝は静かに迎えました。戦争だとは信じられないほどです……。戦時状態宣言と戒厳令発令。昨日、すでに店でパンはなくなっていました……しかし全体として状況はコントロールされています。

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2/26

日本時間の16:12(ウクライナ時間9:12)、(原文ロシア語)。

『皆さんのサポートすべてに対して感謝します。こんな大変な時にも私たちのことを思い、心配して下さっていることに対して。

ジトーミルの夜は平穏に過ぎました。ここはキエフではなく、そのことが救いとなっています。朝、飛行機が飛来し始め、対空砲が迎え撃ち始めましたが、今は静かです。子供のいる隣人たちは地下室に避難しました。私たちはくじけず、祈っています……。

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2/27

日本時間の本日16:02(ウクライナ時間9:02)(原文ロシア語)。

『励ましの言葉ありがとう。私たちは持ちこたえています。ジトーミルではやはりキエフのようではありません。キエフで起こっていることは、恐怖と涙なしには見ることができません……。

[ジトーミルの]状況は平穏で、明け方に飛行機が飛んでくるだけです。おそらくすべてキエフに向かって飛んでいくのでしょう。

ジトーミルでは街から出る道が封鎖され、検問所が作られました。発電所のそばにも昨日になって検問所ができました。[私の住む]集合住宅では、男性たちが不寝番を組織しています。皆破壊工作者を恐れているのです。ここでさらに重要なことは、情報の洪水のせいで気が変になってしまわないことです。とにかく、すべてを冷静に受け止めるように努力しています。

私たちの友人の皆さんに、ウクライナは強い、不屈の国だと伝えて下さい。私たちは闘います!

フェイスブックで[日本での26日の抗議集会についての]ヴィデオを全部見ました。皆さんは立派です!』

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日本時間2月28日17:19(ウクライナ時間10:19)、(原文ロシア語)。

『連絡ありがとう……今、とても大事なことです。私たちが災いの中で孤立しているのではないということを教えてくれます。そしでその災いは、本当に恐ろしいものです。

私はたくさんのメールとウクライナ、ジトーミルの状況についての質問を受け取っています。なんとか私たちの日本の友人たちとパートナーたちを安心させたいのですが、私自身時々我を忘れてしまいます……。すみません、わかって下さい……。

さて、本題です。

1.私は事務所の建物[州行政庁]に入ろうとしました。すべての電源を切り、窓のそばのものを片付けるために入れてくれました。州行政庁と市執行委員会は土嚢とコンクリートのプレートで囲まれ、テロに対する警備隊が守っています。おそらく、近い将来にわたっては、これが最後の事務所訪問でしょう……。民間人は家にとどまり、不必要な外出はしないよう要請されているのですから、なおさらです。また、戒厳令が敷かれていますが、いずれにせよ私は夜間どこにも行きません。集合住宅には地下室があり、空襲警報が発令される時には皆そこに逃げ込みます。(中略)全世界と連絡を取り、ウクライナのことについて語るのは、今重要なことです。戦争がいかなるもので、ウクライナがどんな恐ろしい状態に陥っているか、すべての人に知ってもらいましょう。

2.残念ながら、粉ミルクの配布を終わるまであと数日が足りませんでした。ジトーミルの会社に粉ミルクの入った箱があるのですが、誰がそれを受け取り、どうやって配布するか?……ガソリンは買えませんし、すべての車は管理下にあります。医療関係はなおさらです。そして会社は事務所を閉鎖してしまいました。ともかく、すべてがストップしてしまったのです。私は、状況がなんとか安定することを非常に期待しています。そうすれば、粉ミルクを病院に運ぶことができるでしょう。といっても、キエフの会社から買い付けた粉ミルクHippは、今の状況下では届かないでしょう……。

3.銀行の営業がどうなるか、私はわかりません。(中略)心が痛むのは人道支援のお金についてです。

4.(中略 )戦時状態のため、ホステージ基金のできることは限られています。私はお金を受け取ることも、両替することも、物品の買い付けや配布をすることもできません……。今のところ、私の考える私たちの役割は、常時国際社会にウクライナとジトーミルについての情報を提供し、私たちの悲劇に関心を持ってもらうことです。(中略)私は精神的に非常につらいです……。ここ数日の間に、私たちは皆人生を改めて生き直し、すべてを改めて見直しました……。そして悲しいかな、それが私たちの新しい現実になったのです。

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3/1

日本時間の昨夜、日本時間の3月1日0:49(ウクライナ時間2月28日17:49)(原文ロシア語)。

『そう、イスカンデル[注:ロシアの短距離弾道ミサイル。https://ja.wikipedia.org/wiki/9K720]で、私たちは皆非常に驚きました……。ジトーミルから10㎞のところにある、キエフへの幹線道路に近い飛行場が爆撃されたのです。まだ開設されたかされないかで、離陸用滑走路に問題があったのですが、建物は完成していました。何と言えばいいのか、私の住む70世帯の集合住宅は揺れ、鈍い爆発音が響きました……恐ろしかったです……。

今日の昼間は静かで、空襲警報は一つもありませんでした。人々は集まり、テロ対策の自衛のため非常に多くの作業をしています。共通のチャットを設け、皆最新のニュースを共有しています。私は毎回、もうニュースは見まいと誓うのですが、その都度自分の言葉を裏切り、その後で泣いています……今、ますますはっきりと、完全に別の生活が始まり、何も元には戻せないのだということを理解しています……。最も恐ろしいことは、私たちがこの困難な道の出発点にいるに過ぎないということです……』

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以上

ウクライナ危機に関する声明 Statement on the Ukrainian Crisis

ウクライナ危機に関する声明 2022年2月27日 NPO法人チェルノブイリ救援・中部

ロシア軍によるウクライナ侵攻に強く抗議し、ロシア軍のウクライナからの速やかな撤退を求めます。
 
私たちは1986年、旧ソ連で起こったチェルノブイリ原発事故によるウクライナの被災者救援にこの31年間関わってきました。世界最初の大規模な原発事故により多くのウクライナの人々が故郷を追われ、健康被害に苦しめられる現実を見てきました。被災地域の住民の方々はもとより、自らの犠牲を顧みずウクライナの為に働いた事故処理作業者とその家族の方々は今も苦しんでいます。ウクライナの人々に再びこうした苦しみを味わって欲しくありません。
 
この度のロシアによるウクライナでの戦闘行動は、改めてウクライナの人々にただならぬ苦難をもたらし、子ども達の未来にも大きな暗雲をもたらすものです。ウクライナ国内の問題に外国勢力が軍事力をもって干渉することは如何なる理由でも許されるものではありません。全ての国家間の問題は対話と外交により解決すべきであり、武力や戦争では解決できません。このことは過去の2度にわたる世界大戦とその後の様々な国際紛争を経て人類が学んだ教訓です。広島、長崎の原爆投下から70年以上経った今も、私たちは地球から核兵器を無くす事が出来ていません。核抑止力をもって戦争をなくす、という愚かな選択を私たちは断じて許しません。
 
この度、ロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠した事で、今後どのような事態が起こるか国際的な不安が高まっています。私たちはロシア軍が速やかにウクライナから撤退し、いかなる軍事的手段も用いず、ウクライナとロシア双方の対話と外交によって、市民の命を第一とした新たな未来が拓かれることを強く求めます。

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Statement on the Ukrainian Crisis February 27, 2022 NPO Association to Help Chernobyl, Chubu-District, Japan

We strongly protest the Russian invasion of Ukraine and call for the prompt withdrawal of Russian troops from Ukraine.

We have been involved in the relief activity of Ukraine's victims by the Chernobyl accident in 1986 in the former Soviet Union for these 31 years. We have seen these years the reality that many Ukrainians have been displaced from their hometowns and suffered from health hazards due to the world's first major nuclear accident. Not only are the residents of the affected areas, but also the liquidators and their families who worked for Ukraine without regard for their own sacrifices still suffering. We don't want these Ukrainians to experience the suffering again.
Russia's fighting action in Ukraine once again brings tremendous hardship to the Ukrainian people and brings a great unhappiness to the future of children. It is unacceptable for any reason for foreign powers to interfere with problems within Ukraine by military force. Problems between all nations should be solved by dialogue and diplomacy, not by force or war. This is a lesson learned by mankind through the last two world wars and the various international conflicts that followed. Even now, more than 70 years after the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, we have not been able to eliminate nuclear weapons from the earth. We absolutely do not allow the stupid choice of eliminating war with nuclear deterrence.
With the Russian army occupying the Chernobyl nuclear power plant, there is growing international concern about what will happen in the future. We urge the Russian army to withdraw quickly from Ukraine and open up a new future with civilian life first through dialogue and diplomacy between Ukraine and Russia, without using any military means. .

【3.13講演会ご案内】チェルノブイリと福島の今までとこれから~31年の活動を通してみた原発事故~

こんにちは、事務局です。

今日は、3月に開催する講演会のご案内をさせていただきます。
この企画は2年前の4月に、団体発足30周年を記念して開催する予定でした。
コロナの影響でずっと延期をしていましたが、
今回、名古屋NGOセンターさんのご協力により、
オンライン開催を併用した形での講演会を開催することにしました。
会場での人数は密を避けるために40名までとさせていただきます。
チェル救初めてのオンライン講演会です。この機会に遠方の方もぜひご参加ください。

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~チェルノブイリ救援・中部30周年記念講演会~
「チェルノブイリと福島の今までとこれから ~31年の活動を通してみた原発事故~」

■第1部 【講演】今中哲二氏(京都大学複合原子力科学研究所・非常勤研究員)
 「チェルノブイリの35年、福島の10年を振り返りながら -よく分かっていることとよく分からないことー」
 

■第2部 【報告】池田光司(チェルノブイリ救援・中部 理事長)
 福島第一原子力発電所事故被災地の放射能測定10年間のまとめ
 『放射能と向き合った10年、そして未来へ』


開催日時:2022年3月13日(日) 13:30~16:00
会場:名古屋YWCAビッグスペース(名古屋市中区新栄町2丁目3)地下鉄「栄駅」東5番出口から東へ徒歩3分
参加費:無料(カンパ歓迎 ※オンライン寄付はこちら
定員:会場40名/オンライン(ZOOM)100名 (先着順)
申込:
https://forms.gle/CyYQqtmMZ728qbAs9
 ←こちらのURLからフォームに必要事項を入力してお申込みください。
問い合わせ:TEL052-228-6813(チェルノブイリ救援・中部 事務局)
主催:特定非営利活動法人チェルノブイリ救援・中部
共催:特定非営利活動法人名古屋NGOセンター
協力:フジオカヒロタカ デザイン事務所

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20220313講演会チラシ(web用)


本日発送します!

今日、南相馬市内の幼稚園や保育園に向けて発送します!
今年もたくさんのカードが全国各地から、そしてウクライナからも届きました。
ご協力くださったみなさま本当にありがとうございます!
これから、子ども達のもとへ届けられます💝Merry Xmas☆!
DSC_0080.jpg

Appendix

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名古屋のNPO法人チェルノブイリの活動報告ブログです。

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